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2013年02月09日

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【日弁メルマガ】2013-02-08号(平成25年度幹事長就任挨拶)

【日弁メルマガ】2013-02-08号(平成25年度幹事長就任挨拶)

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日弁(にちべん)は、日本弁理士クラブの略称・愛称です。
日本弁理士クラブは、PA会、春秋会、南甲弁理士クラブ、無名会および
稲門弁理士クラブの5会派で組織されています。
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■■■■■ 平成25年度幹事長挨拶 ■■■■■
日本弁理士クラブ 幹事長
弁理士 伊丹勝(南甲弁理士クラブ)
平成25年度の日本弁理士クラブ幹事長に就任いたしました伊丹勝です。どう
ぞ宜しく御願いいたします。
年末年初の株価上昇、円安の影響からか日本の景気上向きの期待感が高まって
おります。しかし、まだまだ欧州の金融不安、途上国の台頭、東日本大震災・原
発事故の影響、財政再建と様々な不安要因を抱え、日本の経済は、現状では、依
然厳しい状況にあると言えるでしょう。そのような中で、iPS細胞の研究で京
都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞するなど、日本の科学技術にとって明
るい話題も見受けられます。日本には、かつての右肩上がりの経済成長を支えて
きた誇るべき「ものづくり」の技術力があります。いま、生命科学、ソフトウェ
ア、再生可能エネルギー開発、ネットワーク、ソリューション等、これからの次
代を担う新技術が日本の技術力によって開花し世界に浸透することが期待されて
います。この様な新世代を担う技術を日本発のイノベーションとして世界各国に
浸透させていくためにも、知財をグローバルにしっかりと保護していく必要があ
ります。
我々弁理士には、産業財産権の創設というコア業務のスキルに一層磨きをかけ
ることは勿論のこと、更にグローバルな視点での戦略的な知財保護の一翼を担う
ことが求められています。そのためには、弁理士の更なるスキルアップを図ると
共に、弁理士がその能力を知財全般に亘って国際的に発揮できる制度的な環境を
整備することが必要と考えます。折しも、現在、知的財産研究所では、弁理士法
の改正に向けた調査研究活動が行われ、その報告書が間もなく纏められる予定で
す。これに基づき、本年度は産業構造審議会での議論がなされ、来年度は改正弁
理士法が国会に上程される予定です。より良い方向で弁理士法の改正を実現する
ためにも、日本弁理士会の果たすべき役割は極めて大きいと言えるでしょう。
日本弁理士クラブは、PA会、春秋会、南甲弁理士クラブ、無名会、稲門弁理
士クラブの5つのクラブによる連合体組織であり、66年にもわたる長い歴史と
伝統があり、2千数百名の会員を擁する日本弁理士会で最大の組織です。これま
でに多くの人材を日本弁理士会の役員に輩出し、多くの政策提言を行ってきまし
た。日本弁理士会を人事面及び政策面で支えて弁理士制度、知財制度の発展に大
きく貢献してきました。本年度も、弁理士法の改正を始め、知財制度の改革のた
めに、日本弁理士会の会務運営をしっかりと支え、積極的な提言をしていきます。
昨今、クラブに所属しない、いわゆる無党派会員数がクラブ所属の会員数を大
きく上回る状況になり、日本弁理士クラブの力だけでは、日本弁理士会の役員を
執行部に送り出すことが困難な状況になりつつあります。しかし、知財制度、弁
理士制度の改革は、我々自身が組織的にまとまって声を上げて行かなければ実現
できません。日本弁理士クラブには、長きに亘って、日本弁理士会を人的にも、
政策的にも支えてきた実績があります。このような日本弁理士クラブの会派活動
を通じて次代を担うリーダも育成してきました。これからの若い弁理士が将来も
誇りを持って弁理士の業務を続けて行く環境を整備するためにも、日本弁理士ク
ラブが日本弁理士会の会務をしっかりとバックアップしていくことが必要なので
す。
日本弁理士クラブを構成する5つのクラブは、それぞれの歴史的背景も文化も
異なり、それぞれの個性を持っていますが、共通の高い理想のもとで大同団結し
、日本弁理士会を支えていきます。また、日本弁理士クラブは、会派を超えて、
弁理士にとって魅力あるクラブとなるように、様々な研修や交流の場、様々な情
報を提供していきます。日本弁理士クラブの会員はもとより、会派に所属してい
ない弁理士の方、これから弁理士になろうとする方も含め、日本弁理士クラブの
活動に少しでも興味を持って頂き、より良い弁理士制度、知財制度の構築のため
の活動にご賛同頂ければ幸甚です。
以上
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