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2011年12月21日

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【日弁メルマガ】2011-10-31号(無名会の「ベトナム研修旅行」報告)

【日弁メルマガ】2011-10-31号(無名会の「ベトナム研修旅行」報告)

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日弁メルマガ 2011-10-31号
日弁(にちべん)は、日本弁理士クラブの略称・愛称です。
日本弁理士クラブ(http://www.nichiben.gr.jp/)は、
P A 会(http://www.pa-kai.com/
春 秋 会(http://shunju.gr.jp/
南甲弁理士クラブ(http://www.nankoh.gr.jp/
無 名 会(http://www.mumei.gr.jp/
稲門弁理士クラブ(http://www.tomon-benrishi.com/
の5会派で組織されています。
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■■■『無名会』の「ベトナム研修旅行」報告■■■
無名会では、実務に役立つ各種の研修や、会員同士の親睦を深めるための旅行
会を開催していますが、本年度は90周年を記念して、両者を兼ねた「ベトナム
研修旅行」を行いましたので、その報告の一部を御紹介致します。
報告の全文は、こちらを御覧下さい。
http://www.mumei.gr.jp/act/i_fukurikousei_h23_vietnam.pdf
★はじめに
無名会が設立されてから90周年にあたる本年を記念して、9月22日(木)
~25日(日)の4日間、ベトナムに研修旅行を行うことになりました。
今回は若手会員(旅行日当日の年齢で39歳以下)に対し、旅行費の半額が無
名会から補助されることとなっていましたので、若手5名の無名会員が参加する
ことができました。
このような機会を与えていただけたことに、この場をお借りして感謝を申し述
べるとともに、若手5人で研修報告を行いたいと思います。
★一日目
まず、中村希望が一日目の報告をさせていただきます。
1.日本出発からベトナム到着まで
諸事情で残念ながらキャンセルとなってしまった会員もいらっしゃいましたが
、無名会から22名、稲門から3名、総勢25名での旅行となりました。
22日の8時半の集合でしたが、シルバーウィークと重なり空港が混雑してい
たことから、結団式も簡単に済ませ、ちょっと古めのベトナム航空955便で出
発し、約5時間25分ほどでベトナムに到着しました。
ベトナムと東京の時差は-2時間なので、体はだいぶ楽に感じられました。
また気温についても今年の日本の夏が長かったので、さほど変わらない印象を
受けました。
到着後、すぐに専用バスに乗り込んで、バスから市内(最高裁判所やレーニン
像など)を巡りながらホテル(ニッコー・ハノイ)に到着したのはだいたい16
時ごろでした。
2.ベトナムの街並み(省略)
3.夕食からオプショナルまで(省略)
4.まとめ(省略)
★二日目
続いて、村雨圭介、富崎曜、久松洋輔の三名が分担して二日目の報告をさせて
いただきます。
1.二日目の朝(省略)
2.INVENCO訪問
(1)はじめに
この度、一応、『年齢』に関しては若手枠(39歳以下)に入るということで
補助を得て(大変恐縮です)ベトナム研修に参加させて頂きました富崎曜です。
この研修旅行の主要目的の1つは、ベトナムの4大特許事務所の1つである
INVENCO訪問です。INVENCOは1991年に設立され、100名以上のスタッフを
抱える国際法律事務所です。ヘッドオフィス(今回の訪問先)はハノイにあり、
ホーチミンとハイフォンに支所があります。(以下省略)
(2)ミーティング
次に用意してあったのはかなり広い会議室で、我々20数名と、INVENCO側の
7名が相対して座り、羽鳥幹事長のベトナム語での挨拶からミーティングが始ま
りました。このベトナム語の挨拶でINVENCOの所長(赤ネクタイでやや強面)や
副所長の表情が途端に緩みました。何と挨拶されたのかは分かりませんが、現地
の言葉でコミュニケーションを取ることは重要ですね。
その後、INVENCOの歴史や業務実績に関する紹介がされました。現在は外内特
許出願(殆どPCT経由)がベトナム全体で約3000件/年あり、内訳は、概
ね米国40%、EU30%、日本20%、その他10%といったところのようで
す。なんとそのうち約1000件がINVENCOを通じての出願ということでした。
特許に関してはベトナム全体の出願の1/3、商標に関しては1/4、意匠に関
しては1/10をINVENCOが占めているようです。
日本からは特に自動車(自動二輪車を含む)関連の仕事が多いということです
。そういえば空港からホテルに向かう途中に日本企業の大規模な工業団地があり
、そこに自動車メーカーの工場もありました。街中では車1台に対してバイクが
15台くらい走っている印象でしたが、バイクの60%はホンダ製とのこと。
業務実績の紹介では、どうやら複数の日本の自動車メーカーがINVENCOのクラ
イアントとなっているようで、当然この点に関しては、我々の方からコンフリク
トの問題に関する質問が出ました。その回答は、「我々は複数社から依頼を受け
ているのでどちらも断らずにやる。ただし、相互で特許紛争が生じた場合には、
いずれか一方に付いて、他方には断りを入れる。」というものでした。特にため
らいなく所長及び副所長から回答がきたので、本当にそれで済むと理解している
ようです(当然依頼する側もコンフリクトを承知の上だとは思いますが)。
(3)ベトナムの知財弁護士制度(省略)
(4)最後に(省略)
3.INVENCO招待のランチ(省略)
4.ベトナム知的財産局訪問
(1)知的財産局とその周囲の様子について
今回の旅行の一大イベントは、なんといっても、現地の特許事務所訪問と、知
的財産局(National Office of Intellectual Property of Viet Nam、NOIP)の
訪問です。そのNOIP訪問の感想について、恐縮ではありますが、久松洋輔が以下
にご報告させて頂きます。
知的財産局は、ハノイのNguyen Trai str.にあります。・・・誰もわからない
ですよね?ベトナムにおける霞ヶ関(雰囲気はまったく違いますが)ともいえる
首相官邸付近からおよそ直線距離で5kmほど南西にあります。(以下省略)
(2)説明会の様子
知的財産局内に通されると、内部の施設を少し見学するのかと思いきや、いき
なり会議室に通され、説明会が開催されました。
説明会では、知的財産局の前局長であるTran Viet Hung氏や、発明部の第2部
のリーダーであるLE HUY ANH氏のほか、5~6名の職員の方々が説明会が参加し
て下さいました。その中には20代と思しき方も1、2名は含まれており、若い
世代が多い組織であるように感じました。
職員の方々からは、ベトナムにおける特許の出願状況や審査の進め方、著名な
商標の類似範囲の解釈などについて話を伺うことができました。
具体的にはまず、ベトナムにおける特許の出願状況についての説明がありまし
た。出願件数については、ベトナムにおける特許出願は、2010年において国
内企業が306件であるのに対し、外国企業による出願は3276件である、と
のことでした。ベトナム国内企業と外国企業との間には、出願件数について、ざ
っと10倍もの開きがあります。この点に関しては、技術力の差もさることなが
ら、国内企業が特許等を取得した場合の活用法を十分に認識できていないため、
出願に消極的な面があることも理由の1つである、とのことでした。
また、私は、現地のベトナムの審査におけるプラクティスについて、似ている
国があるのかなどを質問しました。この質問にはLE HUY ANH氏が回答して下さり
、TRIPs協定等を遵守する内容である知的財産法をベースとして審査が行われて
おり、また、プラクティスが似ている審査機関を挙げるならば、(少なくとも彼
らが最も基準が最も整っていると考えている)EPOである、とのことでした。
さらに、説明会では、今後のベトナム企業の技術的発展や法制度との関係につ
いても議論することができました。例えば、ベトナムにおいて中国と同様にライ
センサーによる特許保証が求められている点と外国企業からの技術移転とについ
て、議論が交わされました。
海外からの技術移転には知的財産局の職員の方々も非常に興味を持たれたようで
、かなり活発な議論が展開されました。
(3)最後に(省略)
5.水上人形劇(省略)
6.二日目の夜(省略)
★三日目
最後に、高田伸一が三日目の報告をさせていただきます。
1.はじめに(省略)
2.午前中(名所観光)
我々男性陣は、午前中にハノイ周辺の名所をバスで回りました。女性陣はエス
テ等に行かれるとのことで別行動でした。少々寂しかったものの、ホーチミン廟
、一柱寺、タンロン遺跡の順に巡っていきました。
・ホーチミン廟
1975年に建てられた、ベトナムの英雄・ホーチミンが眠る大きな霊廟です
。駐車場にバスが止まると、早速物売りのおばさん二人が扇子などを売りに寄っ
て来ました。ハノイのホテル周辺を無防備にぶらぶらしていても意外と物売りに
声を掛けられることがなかったため、やっと観光地に来たといった感がありまし
た。ガイドさんに連れられ歩いて行くと、綺麗に舗装された広々とした敷地(バ
ーディン広場)と共に、重厚な石造りの霊廟が見えてきました。ハノイの喧噪は
どこへ行ってしまったのかというくらい静かで整然としています。霊廟の入り口
には、白い制服を着た門番二人が蝋人形のように直立不動で警備しており、厳粛
な雰囲気です。霊廟の周囲にはカラーコーンが置かれ基本的に立入禁止でした。
その中にちょっとでも足を踏み入れた観光客は、警備員に厳しく怒鳴られていま
した。(以下省略)
3.午後(省略)
4.おわりに
あっという間の4日間でした。道路の横断が命がけだったり、ハノイ市街は常
に砂埃と排気ガスだらけで、お世辞にも暮らしやすい街とは言えませんでしたが
、振り返ってみると言葉にできない魅力を感じずにはおれません。ベトナムで知
財が本当に注目されるのはまだまだ先かもしれませんが、ここで何か仕事をして
みたい、と思いました。
最後に、この度貴重な体験をさせて頂き、旅行中は温かく見守って下さり、時
には真剣なお話を頂いた諸先輩方に感謝申し上げます。本当にありがとうござい
ました。
省略部分を含めた報告の全文は、こちらを御覧下さい。
http://www.mumei.gr.jp/act/i_fukurikousei_h23_vietnam.pdf
無名会では、研修や旅行会,楽しみの同好会の他に、各種委員会を通じて、日
本弁理士会の会務活動に協力しております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
(無名会 担当 山田勉)
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