ご挨拶
平成22年度日本弁理士クラブ幹事長の岡部譲です。
この一年間、幹事長としての重責を果たすため微力ながら全力で頑張りたいと思っております。
ご支援、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
昨年は100年に一度という大不況に見舞われ、我々弁理士業界も当然にその影響を受けています。
出願件数の減少や弁理士の数の大幅な増加など,弁理士を取りまく環境は決して良好なものとは言えません。
日本弁理士クラブでは、政策委員会を中心に今後の弁理士制度のありかたについての中長期ビジョンの検討を進めています。
会員の皆様からの積極的な提言や、アドバイスをお待ちしております。
今年度の活動方針
1.筒井大和会長体制を、日弁の総力を結集して、全面的にバックアップする。
本年度は、日本弁理士クラブとして日本弁理士会に送り出している筒井大和会長の2年目の任期となります。
筒井執行部を盛り立てるため、日本弁理士クラブの総力を結集して、全面的にバックアップすることを第1の活動方針としています。
会員の皆様方の筒井執行部へのご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。
2.本年度の会長選挙に日弁会派が結集して取り組む。
本年度は、次期日本弁理士会会長を選出する選挙の年にあたります。
昨年の日本弁理士会役員選挙の体験から、会員数が8千人を超え、しかも無会派層の比率が高まる中、大多数の無会派層にもアピールする選挙運動の重要性が高まり、従前以上に選挙に労力と、資金がかかるようになってきています。
十分な選挙運動を行えるだけの財政基盤を準備しておく必要があるとの観点から昨年度は予算配分に配慮しましたが,まだまだ十分とは言えません。
本年度の会長選挙は近来にない激烈なものになることが予想されています。日本弁理士クラブ会員各位のご理解とご協力をお願いいたします。
3.無会派層に対して、日弁の存在をアピールし、日弁シンパの増員をはかる。
増加の一途をたどる無会派層を当会会員として勧誘できることに越したことはありませんが、勤務弁理士や企業弁理士の比率も高く、直ぐには望めない現実があります。
そこで、日本弁理士クラブの存在をアピールし、日本弁理士クラブのシンパの増員をはかる必要があります。
日本弁理士クラブでは昨年度から「日弁メルマガ」を発行し、日本弁理士クラブのシンパの増員をはかっています。
内容は、日本弁理士クラブ、或いは、日本弁理士クラブを構成している、春秋会、PA会、南甲弁理士クラブ、無名会、稲門弁理士クラブの各会派が実施している、研修会、就職懇談会、口述練習会などの案内がメインです。面白いアイデアがあればお知らせ下さい。
無会派の皆様へ
日本弁理士クラブでは、将来の弁理士業界を支える若手弁理士の声を大切にしたいと思っております。
皆さんの中には会派活動に時間を割けないと言われる方や,会派活動そのものに対して懐疑的あるいは否定的な方々もおられると思います。
しかしながら,弁理士制度を着実に運用し,将来,より魅力的なものとしていくために,弁理士会のために行動しているのは会派に所属して活動している弁理士であることも事実なのです。
我々は研修会など、当会会員以外の方でも参加できるイベントを用意しています。
このようなイベントに参加して頂くことによって,日本弁理士クラブの活動を御理解いただけると思います。
近況報告
本年度幹事会は、6月29日の総会で承認いただきました事業計画と予算に従って、活動を進めております。
主なところでは、日弁旅行会を6月19日・20日、神奈川県湯河原温泉「山翠楼」にて開催しました。翌日は芦ノ湖カントリークラブでゴルフ大会を行いました。
また、特定侵害訴訟代理業務試験対策研修の一貫として、7月に5回シリーズの過去問解析講座がスタートし、また、9月には答案練習会を行う予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
最後に
本年度幹事団のメンバーはつぎの通りです。幹事会へのご支援、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
幹事長 (PA)岡部 譲
副幹事長 (PA)萩原 康司 〔庶務担当〕
(春秋)岩永 和久 〔研修、広報、会報担当〕
(南甲)中村 仁 〔旅行、規約、ボーリング担当〕
(無名)須田 元也 〔慶弔、ホームページ、テニス、ゴルフ担当〕
(稲門)吉田 正義 〔会計、新年会担当〕
幹事 (PA)穂坂 道子
(春秋)太田 昌孝 山田 毅彦
(南甲)小川 嘉英 林 剛史
(無名)坂次 哲也 石塚 利博
(稲門)窪田 稚之 生富 成一