お知らせ
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日弁(にちべん)は、日本弁理士クラブの略称・愛称です。
日本弁理士クラブは、PA会、春秋会、南甲弁理士クラブ、無名会および
稲門弁理士クラブの5会派で組織されています。
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■■■日弁の構成会派である『稲門弁理士クラブ』の特集です■■■
2020年、東京オリンピックの開催が決まった。そして、1896年の
アテネ(ギリシャ)から続くこの一大イベントの準備が始まる。しかし、準備
という点では、これから始まる競技場建設等のイベント開催の準備に止まらず、
より以前から、5輪招致活動として、提唱者の前都知事のI氏、引き継いだ
現都知事のI氏、都庁職員、それから、日本人の“おもてなし”の心を世界中に
紹介した人気キャスターのT嬢・・・という具合に、挙げていけばきりがない程
に大勢の人が長期に渡り活動を展開してきた。オリンピックというイベント自体
は、1ヶ月に満たない短期間で終わってしまうのだが、その下準備たるや相当な
長期間に及ぶのである。7年間地中で生活した後、1週間の喜びを地上で満喫
して生涯を終えるセミを連想してしまうのは、筆者だけであろうか。
さて、確信犯的に前置きが長くなってしまったが、今回は、イベントの下準備
に焦点を当てて、筆をとってみることにした。勿論、イベントというのは、稲門
弁理士クラブが主催したり、参加したりするイベントである。
<弁理士試験合格祝賀会>
稲門弁理士クラブの弁理士試験合格祝賀会というのは、早大出身(大学院も含
む。)の合格者だけを招待し、早大出身の弁理士が集まってお祝いをするという
パターンで、毎年行われているイベントである。
その下準備というと、先ずは、会場の確保である。このイベントの会場には、
いつも、早稲田大学キャンパス内の大隈会館か、その裏手にあるリーガロイヤル
ホテルを使っている。大隈会館で開催しても、食事はリーガロイヤルホテルの
ものが運ばれてくるので、いずれで開催しても同じ物を食べることができる。
昨今、各地でホテルの食べ物の偽装疑惑が持ち上がり、多くの報道番組で盛り
上がりを見せているところであるが、とにも、かくにもホテルの食べ物が運ばれ
てくるので、安心感があるのである。
しかし、決定的に違うのは会場の費用である。大隈会館の会場の内装等は、
さすがにリーガロイヤルホテルにかなうものではないが、何と言っても安価な
ので、その年の懐具合にもよるのかもしれないが、大隈会館を確保したくなる
のである。少なくとも筆者がこのイベントの世話役だったときには、“何とし
ても大隈会館を・・・”と思っていた。そのときの会場の予約は、筆者が自分で
行ったのではなく、別の世話役のI氏にお願いしたのだが、I氏は、予約が可能
となる3ヶ月前の丁度その日の朝一番に大隈会館に電話してくれたそうなのだ。
筆者の貧乏性がI氏に完全に乗り移ったのか、はたまた、よほど会の懐具合が
寂しく思えていたのであろうか。。。
そして、今年も、大隈会館での開催(12月12日)が決まった。注釈を入れて
おくと、今年の世話役の人が、どのようなことを思いつつ大隈会館を予約した
のかは判らないし、余りにどうでも良いことなので、それを確認する価値も無さ
そうである。もしかすると、懐具合しか考えていなかった筆者の場合とは違い、
大隈会館のほうがノスタルジーに浸れると思ったのかもしれない。なんせ、年に
1回、“都の西北”(早稲田大学校歌)を熱唱するための場所でもあるから。
次に、出し物を決めるという作業が待っている。以前、このメルマガの2011-
12-26号でも紹介したが、今年も、そのときと同じ世話役のK氏が奮闘してくれ
ているようである。そこで、その記事の内容を、少々、復習してみると、
***
K氏は、祝賀会で気の利いた演出をするために、フラッと早稲田の学祭に出か
け、早稲田の女子学生が何やらパフォーマンスをやるという情報をキャッチした。
そこで、さすがK氏、なんと早稲田の女子学生と交渉を始め、見事に交渉を成立
させた。祝賀会当日は、新規の出し物として、早稲田の女子学生によるフラダンス
が上演された。7人の女子学生がフラダンスを踊り、明るい雰囲気で祝賀会に花を
添えてくれた。思わず動画を撮っていた人もいた。3曲ほどフラダンスを披露して
もらった後に、例年通りの“都の西北”(早稲田大学校歌)の斉唱となったが、
その際に、校歌に合わせた特殊バージョンのフラダンスも披露してもらった。
***
というような内容であった。これまた確信犯的に長文の復習となってしまったが、
今年も、これに負けじと、K氏は奮闘してくれているようである。
しかし、今年は、昨年の応援団(男子1名+女子2名)には、代替わりのイベ
ントのため参加を断られ、祝賀会司会者のI嬢の後輩であるファルコンズ(女子
のチア)には、全国大会が近いため参加を断られと、どうも噛み合わせが悪かっ
たらしく、結局、一昨年のフラダンスサークルに、参加の可否を打診したようで
ある。どうなることやらと思っていたら、パワーアップした12~3人体制で踊って
もらえそうだという話になってきたらしい。最近、筆者は、祝賀会への参加を
サボっていたが、少し行きたくなってきた。
その他に、来賓はどうするのかという作業もある。これは、例年、早大職員
でもあるE氏に、早大の知財関連の人に声をかけてもらっている。数年前までは、
早大の総長にも声をかけてもらい、祝賀会で総長から一言頂戴していたものだが、
昨今、総長は交友会関連のイベントには一切出席しないと決めたらしく、総長の
お顔を拝見することはできなくなってしまった。
<口述練習会>
弁理士試験の最後の関門である口述試験対策のお手伝いということで、稲門
弁理士クラブでも口述練習会を開催している。稲門弁理士クラブ主催ということ
だから、これもやはり合格祝賀会の場合と同様に、早大出身(大学院も含む。)
の受験生だけを対象としている。
しかし、今年は、早大の関連会社(株式会社)の方から申し込みがあり、参加
もしたそうである。早大関連会社勤務という立場での参加は初と思われる。
ちなみに、その方は九州地方の大学をご卒業されたそうである。
さて、ここまで書いて、筆者は思い出した。いつだったか、筆者は、稲門弁
理士クラブの紹介記事として、その入会資格に関し、
***
当クラブの入会資格は、早稲田大学および早稲田大学大学院の卒業生となって
いる。今や、弁理士8会派の中では、唯一、純血主義を保っている団体である。
では、早稲田大学高等学院や早稲田実業の卒業生、タモリや広末涼子のような
中退者、サエコや旭鷲山のような通信の受講者が弁理士になったら入会できる
のか?という疑問が生じる。私もよく判らないが、都の西北を歌える人か、歌い
たい人なら、入会できるのだろうと勝手に解釈している。
***
というような内容の投稿をしたと思う。格調高い日弁の会報にである。普通、
弁理士は、このようなB級記事は書かないものだが、筆者は、弁理士の底辺は
広いと言うことを世に知らしめるために、あえて書いている。というのは言い訳
であり、いつも記事のネタが思い浮かばないだけである。
それと、毎年、開催日の選定には気を使うらしい。なるべく他会派の練習会と
日程が重ならないようにするためである。
しかし、今年は、適当な日がすべて他会派に先取りされてしまったらしく、
渋々、重なった日程で決定したそうだが、重なった他のクラブがその日の練習会
を取り止めにしたため、事なきを得たそうである。
その他に、旅行会、テニス大会、ボーリング大会等の各種イベントがあり、
それぞれに下準備というものがある。あるはずである。まだ取材はしていない
ので詳しいことは判らないけれども。
しかし、読者の皆さんが、読み疲れを起こしてしまうといけないので、この位
にして、また次回ということにて。実は、筆者が、書き疲れを起こしただけの話
であるが。
(文責 日本弁理士クラブ ホームページ委員 中野 寛也)
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