お知らせ
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2026年10月30日
日本弁理士クラブは、2026年10月26日(月)18時30分から20時30分まで、弁理士会館において「企業活動と知的財産~知財が織りなす世界観~」を開催しました。当日は、弁理士をはじめ一般の方を含む69名が受講しました。
開会にあたり、石原進介幹事長より挨拶がありました。続いて、一般社団法人日本食品・バイオ知的財産権センター(JAFBIC)理事長で、元サントリーホールディングス株式会社知的財産部長の竹本一志氏を講師にお迎えしました。
講演では、サントリーにおける豊富な実務経験を踏まえ、知財の創出・活用やブランド育成についてお話しいただきました。特許・意匠・商標を組み合わせ、事業や商品の競争力を支えるという視点は、日々の実務を見直すうえでも多くの示唆に富むものでした。受講者からは、「通常では聞けないお話を伺うことができ、非常に有意義だった」との感想が多く寄せられました。

後半は、「AI時代、弁理士・特許事務所の役割はどう変わるか」をテーマにパネルディスカッションを行いました。次年度日本弁理士会会長当選者の本多敬子氏がモデレーターを務め、竹本氏と、次年度副会長当選者の徳本浩一氏、林裕己氏及び久松洋輔氏が登壇しました。
AIの普及による企業と特許事務所の役割分担の変化、企業が弁理士に求めるもの、事業・ブランド・知財戦略への関与、AI時代に選ばれる弁理士像の4つの論点について、企業と弁理士の双方の立場から議論が交わされました。登壇者がそれぞれの経験や思いをご自身の言葉で熱く語られたことも、印象に残る場面でした。
総括では、「専門性」「問い」「対話と信頼」「連携」の4つのキーワードを通じて、AIを活用しながら各自の強みを生かし、支援の可能性を広げていく方向性が示されました。受講者にとって、弁理士の将来について考える貴重な機会となりました。

研修終了後は、PRONTO霞が関ビル店で懇親会を開催しました。講師・パネリストを含む38名が参加し、講演やパネルディスカッションの内容を契機として、参加者間で活発な交流が行われました。

ご登壇いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま並びに研修の準備・運営にご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
日本弁理士クラブ 研修委員会 生塩 智邦(記)