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2014年04月28日

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PA会国際研修セミナー(第1回)「優先権の正しい理解 ~欧州および米国の視点からの優先権の論点~」

PA会国際研修セミナー(第1回)「優先権の正しい理解 ~欧州および米国の視点からの優先権の論点~」

平成26年4月16日

平成26年度PA会研修部会 幹事 伊藤隆治
国際研修部門部会長 亀山育也

企画担当 大西基貴

日弁会員、平成25年度合格者各位

国際研修セミナー(第1回)
「優先権の正しい理解 ~欧州および米国の視点からの優先権の論点~」

拝啓
時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
海外への特許出願を考えたとき、日本を含めたさまざまな国への手続を同時に開始するのが非常に困難であることは、いまさらいうまでもありません。また、既にされた出願の明細書に記載された発明について、これをそのまま、あるいはこれに改良を加えて、権利化を図ることは、いまや、当たり前のことといえましょう。このような状況で、皆様が当然のように利用されているのが、「優先権の主張」です。
この「優先権主張」については、最近、欧州にて、いわゆる”toxic priority”あるいは”toxic divisionals”についての決定がなされ、その内容について疑問を持たれる先生方も多いように思われます。そこで、今回の研修では、欧州弁理士であるUno先生をお招きして、これら“toxic priority”および“toxic divisionals”の問題について、これに当たってしまうか否かの、優先権主張の微妙な“あや”について、幾つかの例を用いながら詳細にご説明頂く機会を設けました。
また、この研修には、米国弁理士であるWendolowski先生とSaralino先生もお招きし、この状況について米国の視点から説明頂くとともに、米国において優先権主張をする際に考慮すべき他の事項について説明頂きます。
さらに、欧州弁理士及び米国弁理士の両名から、これらの状況をどのように回避し、審査過程でどのように対処すべきかについて、考察頂きます。
このように、今回の講義は、欧米の先生方複数を同時にお招きして、それぞれの国・地域の事情を伺うという、われわれ日本国弁理士にとっても大変貴重な機会となると思います。講義は、英語で行われますが、極力わかりやすい単語を用いて説明して頂きますので、皆様お誘いの上、奮ってご参加ください。

本研修は、平成25年度合格者、平成24年度以前の合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。この案内が届かない合格者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。
なお、この研修は、日本弁理士会の継続研修として申請中です。この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として2単位が認められる予定です。
中座、早退、15分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんのでご注意ください。
本研修に参加ご希望の方は、5月9日(金)までに、次のウェブサイトからお申し込みください。
http://www.pa-kai.net/main/kenshu/entry2.cgi

敬具

【記】

テーマ:「優先権の正しい理解~欧州および米国の視点からの優先権の論点~」
講 師:欧州弁理士 Jennifer Uno 先生(Harrison Goddard Foote LLP)
米国弁理士 Michael Wendolowski 先生
Mark Saralino 先生
(Renner, Otto, Boisselle & Sklar, LLP)
日 時: 2014年5月16日(金)
受付 6:00pmより  講演 6:30pm~8:40pm
場 所: 弁理士会館2階AB会議室

会 費:
・平成25年度合格者で
いずれの会派にも属していない方 研修: 無料      懇親会:2000円
・グリーンPA会員          研修: 無料      懇親会:2000円
・PA会会員              研修:2000円 懇親会:3000円
・PA会会員以外の弁理士会会員      研修:2000円 懇親会:5000円
・平成24年度以前の合格者で
弁理士登録をされていない方      研修:2000円 懇親会:5000円
その他:
食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には
懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。
本研修に関するお問い合わせ等はpa2014seminar★gmail.comまでご連絡ください。

以上
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