お知らせ

2012年01月31日

メルマガ 過去カテゴリ

【日弁メルマガ】2012-01-31号(幹事長退任挨拶)

【日弁メルマガ】2012-01-31号(幹事長退任挨拶)

【お願い】
このメルマガは、http://www.nichiben.gr.jp/ にて、「メルマガ登録画面へ」
をクリックしてメールアドレスを登録することで配信されます。是非、お知り合
いの先生、弁理士試験受験生にもご紹介ください!
************************************************************************
日弁メルマガ 2012-01-31号
日弁(にちべん)は、日本弁理士クラブの略称・愛称です。
日本弁理士クラブ(http://www.nichiben.gr.jp/)は、
P A 会(http://www.pa-kai.com/
春 秋 会(http://shunju.gr.jp/
南甲弁理士クラブ(http://www.nankoh.gr.jp/
無 名 会(http://www.mumei.gr.jp/
稲門弁理士クラブ(http://www.tomon-benrishi.com/
の5会派で組織されています。
************************************************************************
■■■平成23年度幹事長退任挨拶■■■
日本弁理士クラブ幹事長
弁理士 樺澤 聡(南甲弁理士クラブ)
【御礼】
平成23年度の日本弁理士クラブ幹事長を1月31日をもって無事退任することが
できる運びとなりました。次年度は、今年度の水野勝文政策委員長(無名会所属)
が、新たに幹事長に就任いたしますので、今年度同様にこれからもよろしくお願
い致します。
無事任期を満了することができたことに対しましては、ひとえに会員の皆様及
びご協力戴きました他会派の皆様のご厚情およびご協力であり、心より感謝申し
上げます。
1年を振り返ってみまして、幹事長として特に何をしたとの実感は正直なとこ
ろありません。実際には日弁所属のPA会、春秋会、南甲弁理士クラブ、無名会、
稲門弁理士クラブの5会派から選出された副幹事長、幹事、政策委員長、および、
その5会派の幹事長または代表をはじめとした2千数百人の会員の皆様に助けられ
た1年と実感しております。前年度の場合には、熾烈な会長選挙もあり、前幹事
長が大変だったのを目の当たりにして、今年度と比較しているせいかもしれませ
ん。ということは、次年度水野幹事長、忙しい年になると思われますので宜しく
舵取りお願い致します。
【奥山日本弁理士会会長のバックアップ】
また、日本弁理士クラブの活動の柱の一つとしては、日本弁理士クラブ推薦の
奥山日本弁理士会会長の政策面および人事面のバックアップです。これにつきま
しても、諮問が出れば水野政策委員長を中心に各派幹事会及び政策委員会からい
ろいろな意見を出してまとめ、もちろん少数意見もわかるようにお伝えし、選出
された会員が人事面でも積極的に支え、多くの面で協力できたと感じております。
振り返りますと、新年度の開始する2月1日に幹事会を立ち上げ、ほぼ1年間を
通じてすごいと感じたことは、5会派の協力体制でした。
【各派会合】
まず、本年度最初の職務は、無名会創立90周年祝賀会で来賓の挨拶でした。通
常なら、日本弁理士会会長がされるのでしょうが、外遊されているとのことで当
職が致しました。もともと挨拶は好きな方ではないのですが、来賓の挨拶は1人
のみとのことでより緊張し、無名会の挨拶の場合には無名会の意味と弁理士会と
同じ年数であるとの挨拶は必ずどなたかがなさるので、ネタ選びもちょっと大変、
どういうわけか挨拶の際には足が震えてしまいました。大物にはなれないなとの
実感です。
今年度最も大変な出来事が3月11日の東日本大震災です。まず、東日本大震災
により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
この日は、幹事会全体として初の遠征です。午前中は名古屋で東海協議会の現
役員の慰労会及び新役員の激励会、夕方は大阪で西日本弁理士クラブの現役員慰
労及び新役員激励会です。この名古屋から大阪の移動の最中が午後2時46分地震
発生時刻です。ちょうど京都駅に新幹線が停車しているときで、隣のホームに列
車が入ってくるでもなく、車体が揺れている感じがした程度で、京都駅を10分遅
れて出発するだけで済みました。例年ですと、まだ名古屋に居る時間ですが、今
年は西日本弁理士クラブと事前に懇談をするためすぐに出発したため、早く名古
屋を出発できたので、名古屋でエレベータに閉じ込められたり、新幹線の遅れで
西日本の会合に遅れそうになることもなく、無事大阪につき人に助けられている
感じでした。ただ、あまりにも東北地方の沿岸の津波の被害が大きく東京の情報
はほとんど入らない状態で、私は運よくすぐに電話連絡が取れ問題ありませんで
したが、電話もつながらず不安な人も少なくありませんでした。その日は、新幹
線も航空機もキャンセルになり、日帰りの人も宿泊することになったものの、電
力不足による停電、放射性物質の拡散などにより、津波などの被害にあわれた地
域から遠い地域を含む日本全体でその後の生活が大きく変わることになろうとは
ほとんど想像できませんでした。
【旅行会】
6月には旅行会が開催されます。例年ですとそんなに場所の選定は難しくない
のですが、今年度は計画停電などの発表もあり、東京電力管轄および東北電力管
轄は停電による列車の運行および宿泊施設での停電が予想されたため、思ったよ
り困難を極め、木戸担当副幹事長(春秋会所属)の努力により最終的には岐阜長良
川で鵜飼を堪能することになり、特に東海地区の会員の出席も多く、結果として
盛会になり日頃の喧騒を忘れ、楽しいひと時を過ごすことができました。
【レクリエーション活動】
また、これに伴い直前にゴルフ場を予約しなければならず、香原担当副幹事長
(無名会所属)もゴルフ場探し及びホテルからゴルフ場への足の確保、さらには賞
品の確保に苦労されました。商品は飛騨牛関係のものが多く、参加者から好評で
した。香原副幹事長は、その他ボウリング大会、テニス大会も担当し、ボウリン
グ大会ではゴルフ肘にも拘らず参加しゴルフのパープレー以下のスコアになり、
テニス大会はさすがに参加することはできないものの寒い中出席致しました。
【研修会】
リラックスしているばかりではありません。夏場は付記試験のための答案練習
会なども含めた研修会です。夏の暑いさなか、鈴木俊之担当副幹事長(稲門弁理
士クラブ所属)が小西恵研修委員長(稲門弁理士クラブ所属)とともに、多くの研
修生を集め、綿密な計画により、とても好評な研修会を開催することができまし
た。この日本弁理士クラブの付記試験に関する研修会は、第1回の付記試験から
続けられている最も伝統のある一つの研修会です。
【広報活動】
次は、広報関係になりますが、伊東忠重担当副会長(PA会所属)が坂本智弘会
報委員長(PA会所属)と協力され日弁誌を予定通り発行し、林篤史HP委員長(
PA会所属)と協力されメルマガを再開したのみならず、5月から40通近くのメル
マガを発行し、研修会の情報、その他日弁内外の活動状況などを適切に会員その
他の皆さんに配信しました。
【選挙活動】
選挙関係は香原修也副幹事長が担当で、清水善廣選挙対策(協議)委員長(春秋
会所属)とともに、日弁内および他会派との折衝を繰り返し、現在の経済的およ
び時間的な状況を考慮して日本弁理士会として最も適切である途を模索し、最適
な立候補者を無選挙ではありますが全員当選するようにできました。実際にはこ
のために多くの方との意見の交換、折衝などの短時間で多数の対応があり、協力
して戴いたみなさんに感謝致しております。
【庶務的活動】
今まで登場しておりませんが、庶務関係は石橋良規副幹事長(南甲弁理士クラ
ブ所属)が担当しました。本人は忙しかったけど何をしたかわからないと言って
おりますが、縁の下の力持ちで、所属5会派の幹事長との連絡、幹事会の会場の
手配、召集など、表からは見えなくても多くの大事な仕事をしております。また、
金銭関係は、伊東忠重副幹事長が担当し、会員からお預かりした貴重な予算を無
駄なく適切に執行いたしました。ここには紙面の関係上、名前を記載しておりま
せんが、5会派から推薦された幹事ももちろん活躍されて、一年間を乗り切るこ
とができました。
【最後に】
このような5会派から選出される感じの集まりだから、よそよそしくしている
とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんがそれは全く違います。
もちろん時には各派の利害が異なることはあるわけですが、単に利己的な方向
を探るのではなく、弁理士として、日本弁理士会のため、ひいては知的財産及び
国民の利益を考え、異なった考えからもいろいろな意見を出し合い、1つの結束
として過ごせたと思います。
特に、幹事会の打ち上げパーティでは、今までの思いが募り、ちょっと箍が緩
みすぎて、若い学生のように持ち込んだお酒も含めて結構たいそうなお酒を戴き
ましたが、それでも介抱したり介抱されたりしつつ、所属する会派は違っても幹
事の間で、今やたらともてはやされていますが『絆』ができたのではないかと思
います。
会派に属されていない皆さん、あるいは日弁に興味を持たれている皆さん、研
修、レクリェーションといずれも充実し、政策及び人材豊かな日弁で、是非、一
緒に日本弁理士会を支えていきませんか? 日弁のホームページの中の5会派の
いずれかに入会することにより、日弁に自動的に入会できます。
ご協力いただきました会員の皆様に感謝しつつ、無事に幹事長を退任すること
ができました。
本当にありがとうございました。
————————————————————————
本メールは、日本弁理士クラブのメルマガに登録頂いた方にお送りしています。
このメールにご返信いただいても、ご回答・ご返答は致しかねますので、
ご注意ください。
メール配信停止をご希望の方は、http://www.nichiben.gr.jp/
「メルマガ登録画面へ」のページから行うことができます。
発行:日本弁理士クラブ(HP委員会)
Copyright 2012 NIHON BENRISHI CLUB
————————————————————————
.

Top > お知らせ > 【日弁メルマガ】2012-01-31号(幹事長退任挨拶)