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2011年09月03日

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PA会 東日本大震災復興支援チャリティ企画 特別研修セミナー(9/29)

PA会 東日本大震災復興支援チャリティ企画 特別研修セミナー(9/29)

web http://www.pa-kai.com/
平成23年9月吉日

平成23年度 PA会研修部会 幹事 渡辺伸一
企画担当  吉田みさ子、堀籠佳典

PA会 東日本大震災復興支援チャリティ企画 特別研修セミナー
「知的財産高等裁判所前所長 塚原朋一氏が語る最近の進歩性に関する判例の動向
~知財高裁はどこへ向かっているのか?~」

拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、特許発明の進歩性に関する裁判所、特に知的財産高等裁判所(知財高裁)の運用は、この数年で大きく変化しており、以前であれば無効とされたであろう特許について、知財高裁が有効であると判断することがしばしばあるといわれています。こうした変化の背景には、個々の裁判官の価値観だけでなく、わが国の特許法ないしは特許制度がどうあるべきかについての知財高裁全体の意識の変化などがあると思われます。進歩性の判断は、本来的に評価的判断ないしは価値判断によるところが大きく、知財高裁の進歩性判断の動向を理解することは、実務を行う上で非常に重要であるとはいえ、判例を読むだけでこのような動向を正しく理解することは困難です。
そこで、今回は、昨年8月に知的財産高等裁判所所長を退官された塚原朋一先生を講師にお迎えし,最近の進歩性に関する判例の動向についてご講演していただきます。塚原先生は、知財高裁の運用が大きく変化した2007年から3年間知財高等裁判所の所長を務められ,現在は弁護士として活躍しておられますので、今回のテーマにはこれ以上の適任者はいません。塚原先生には、特に、最近の3年間の判例(2009年1月から2011年9月までの判例を中心)の動向及び今後の趨勢を皆さんにご理解頂くことを念頭に、知財高裁の意識の変化などについて、知財高裁所長の前任者としてざっくばらんにお話していただく予定です。このほかに、参加者のご希望に応じて、今般の特許法改正が審判手続及び審決取消訴訟の実務に与える影響について、審決予告制度の運用を中心にお話をしていただけることになっております。いずれも、実践的な、実務に直結する内容ですので、ご期待下さい。
また、本研修は継続研修の業務研修(選択科目)において、所定の条件により2単位が付与される予定です。中座、早退、15分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんので、ご注意ください。
本研修に参加ご希望の方は、9月20日(火)までに、次のウェブサイトからお申し込みください:
http://www.japan-patent.org/pa-kai/entry5.cgi
ファクシミリで申し込まれる方は、本メールに添付の申込書をご利用ください。

敬具

【記】

テーマ:知的財産高等裁判所前所長 塚原朋一氏が語る最近の進歩性に関する
判例の動向 ~知財高裁はどこへ向かっているのか?~
講 師:塚原朋一先生(前知的財産高等裁判所所長、弁護士)
日 時:2011年 9月 29日(木)
受付 6:00pm~ 研修 6:30pm~8:40pm
場 所:弁理士会館 3階会議室
参加費:研修 3000円
懇親会 別途5000円
本研修は、PA会によるチャリティ企画であり、研修参加費はすべて東日本大震災の復興のために寄付させていただきます。このため、会派・登録年数などに拘わらず研修参加費を一律に設定させて頂いております。皆様の温かいご支援をお待ちしております。
その他:食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。
本研修に関するお問い合わせ等はpa2011seminar★gmail.com(★を@に置き換えてください)までご連絡ください。

以上
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