日本弁理士クラブは、PA会・春秋会・南甲弁理士クラブ・無名会・稲門弁理士クラブの5会派で組織されています

令和3年度 幹事長挨拶

令和3年度日本弁理士クラブ幹事長 中村仁 

 本年度、日本弁理士クラブ幹事長を拝命いたしました、中村仁です。

 日本弁理士クラブ(日弁)は、春秋会、南甲弁理士クラブ、PA会、稲門弁理士クラブ、無名会の5つの会派の連合体です。昭和22年7月5日に設立され、今年で創立74年を迎えます。

 日弁の目的は、「本クラブは所属会派の協調のもとに日本弁理士会の円滑なる活動に寄与し、所属会派並びにその会員相互の親睦及び福利の増進を図ることを目的とする。」(会則第2条)と定められています。

 この目的に従い、本年3月末までの清水善廣会長、4月から杉村純子会長、それぞれの政権を推薦母体としてしっかり支えるため、人事などのサポートだけでなく、積極的な政策提言を行っていくつもりです。

 また、「所属会派並びにその会員相互の親睦及び福利の増進を図る」ため、イベント、研修などの活動を実施するつもりです。

 そうはいっても、新型コロナウイルスの流行により、世界中が大きな打撃を受け、日弁においても、昨年は旅行会などの例年の活動のほとんどが中止となってしまい、今年もコロナの影響が続くことは明らかなので、例年通りの活動は難しいと思われます。

 そんな中、黙って様子を見て、世の中が落ち着くのを待っているだけでいいのでしょうか。そもそも、ポストコロナは、コロナ前の世の中に戻るのでしょうか。日弁は、コロナ前の活動を再開すればそれでよいのでしょうか。

 日弁は、個性の違う5会派の集まりです。個性の違うメンバーが、意見をぶつけ合って議論し、雑談もし、そして、一会派では思いつかないアイデアを出し、それを実行する。これこそが日弁の存在意義です。

 そうであれば、先の読めない不安な時期である今こそ、5会派が結束し、協調し、アイデアを出し、新しいことにチャレンジするべきではないでしょうか。ポストコロナがどのような世の中になるのか、何をすべきか、誰も正解を知りません。しかし、日弁会員の知を集結し、方向を定め、進んでいく。たとえ結果が出なくても、行動することが今は重要です。待っているだけでは何も生まれないどころか、世の中から取り残されてしまいます。

 われわれを取り巻く環境が厳しい今こそ、日弁の存在意義を再認識し、結束を強固にし、日本弁理士会ではできない、一会派ではできない「何か」を見つけ、行動する日弁になるべく活動して行きたいと考えています。微力ではありますが、一年間そのために全力で臨んでいきますので、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。