日本弁理士クラブは、PA会・春秋会・南甲弁理士クラブ・無名会・稲門弁理士クラブの5会派で組織されています

日本弁理士クラブ幹事長挨拶

平成28年度日本弁理士クラブ幹事長 杉村 純子

 本年度(平成28年度)の日本弁理士クラブ幹事長を拝命いたしました杉村純子でございます。
 皆様もご存知のように、本年度は、日弁推薦の伊丹勝・日本弁理士会会長の2年目の仕上げの年であり、日本弁理士クラブとしても、伊丹会長の進める会務活動を積極的バックアップすることが本年度の活動の重要な柱の一つとなっています。
 日本弁理士クラブ弁は、会員数が最も多い弁理士団体であり、日本弁理士会の活動に対しても積極的に政策提言をして行く責務があると考えます。そして、その責務を果たすには、現在から将来に亘り、知的財産制度や弁理士制度をどのように発展させるかという、明確なビジョンが必要です。
 最近、よく耳にする言葉として「第4次産業革命」があります。蒸気機関の発明に代表される第1次産業革命、重工業の技術革新や電気の利用による大量生産を実現した第2次産業革命、コンピュータを利用して自動化が進んだ第3次産業革命、そして、現在は,IoT、ビッグデータ、AI(人工知能)などの新技術の活用により新たなビジネスモデルが出現している第4次産業革命の時代と言われています。
 我々が担っている知的財産制度は、経済・産業の発展の原動力となる人類の知的創造活動を保護する制度であるため、当然、産業構造が時代とともに変化すれば、制度自体も自ずと変貌していく宿命を背負っています。
 この新たな産業の変革期にこそ、将来を見据え、どのような知的財産制度が必要であり、その中で、弁理士はどのようの役割を担っていくべきかを、早急に検討することが重要です。
 日本弁理士クラブは、PA会、春秋会、南甲クラブ、無名会、稲門弁理士クラブの5つの会派の連合体です。会員は各会派に参加しただけで、自動的に日弁の会員となります。この機会により多くの会員に、日本弁理士クラブに所属することの充実感を感じていただけることも大切であると感じています。
 幸い弁理士には男性と女性の差が無く、女性にとっても活動しやすい環境が備わっています。日弁幹事長を務めることができるのも、その表れであると思います。一年間という限られた時間ではありますが、この機会を大切にし、女性の幹事長として、少しでも女性らしい気配りを感じていただけるような日弁の運営を行ないたいと思っておりますので、会員皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。