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2004年11月11日

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Re:PA会第7回新人研修セミナー「商標の登録可否の判断の演習」研修報告

Re:PA会第7回新人研修セミナー「商標の登録可否の判断の演習」研修報告

第7回新人研修部会報告
「商標の登録可否の判断の演習」
平成16年11月10日
研修部会新人部門 部会長 本田 昭雄
企 画・担 当 坂倉 夏子・穂坂 道子
平成16年10月15日、近年合格の新人を対象にした第7回新人研修が、弁理士会館3階の第1、2会議室で開催されました。
「商標の登録可否の判断の演習」というテーマのもと、商標実務において経験豊富な網野友康先生、押本泰彦先生、古関宏先生、神林恵美子先生を講師にお招きし、実際に商標登録の可否が争われた審決の数例(商標法第4条第1項第11号並びに第3条第1項第3号、同条同項第6号及び第4条第1項第16号がらみ)を題材として、参加者はグループ毎に各商標に関する登録可否について検討・議論を行うゼミ形式での研修となりました。
参加者は36名で、4つのグループに分かれ、講師の先生方に各グループを担当していただくかたちで進められました。各グループ内では、講師の先生方のご指摘や問いかけのもと、参加者それぞれが積極的に自己の意見を述べ合い、活発な議論が繰り広げられていました。終始なごやかな雰囲気のもと、自由で熱い議論がなされていたようです。一通りの検討終了後、グループ毎に議論の内容(登録可否の結論、争点等)を発表したうえで、実際の審決公報を参照しながら、講師の先生方から総括的な説明、実務で役立つ判例の紹介等がありました。
終了後には20名ほどで懇親会が行われ、講師の先生方を囲み、有意義な楽しいひとときを過ごさせていただきました。
限られた時間内での研修ではありましたが、商標の微妙な登録可否判断について自らの意見を模索する過程で、講師の先生方の豊かな経験に基づくアドバイスを受けながら、自己とは異なる観点からの様々な意見に触れる貴重な機会となり、各参加者にとって今後の実務に反映できる有意義な研修となったと確信いたします。
以上
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