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Re:新人研修セミナー(第5回)「進歩性の判断について(化学編)」研修報告

第5回新人研修部会報告

平成16年 9月 7日
研修部会新人部門 部会長 本田 昭雄
企画・担当 覚田 功二・金森 久司

1.新人研修報告
第5回新人研修を、平成16年8月27日に弁理士会館において開催しました。
テーマは、『進歩性の判断(化学編)』で、予め提示された先行技術文献及び本願を基に、本願発明の特許性について議論するというものであり、議論の対象となった発明の内容は、浴剤に関するものであります。
本研修では、臼井伸一先生、加藤勉先生、舟橋榮子先生及び本多一郎先生に、各4つの班の議長として、各班の議論の進行役をお願い致しました。議論は、ディベート形式で行われ、本発明の認定、引例の認定、本発明と引例の対比という各ステップを踏んだ上で、最終的には特許性有りとする者となしとする者と意見を戦わせて行いました。この際、各意見の論理構成を確認した上でそれぞれの意見に対し相手側が如何なる反論が可能かといった視点で更に議論を重ね、一応の班としての結論を発表してもらいました。
参加者が、化学関連実務に携わる方が多かったせいか、非常に突っ込んだ議論がなされ、予定した時間では、議論が尽くせず、3度予定した議論のための時間を延長するほどでした。
また、各班の発表後、各講師の先生に講評を頂き「結論が問題なのではなく、その結論に至るまでの論理構成が重要である」「本件では、従来知られているとする技術を如何なるレベルで捕らえるかが重要である」等の筆者を含め非常に心に響く助言を頂き、その一方で「フレッシュな方と席を並べて議論できる機会を得たことに感謝します」との心温まる言葉を頂きました。
研修後には、組織部会の主催により、20数名ほどで懇親会が行われ、研修参加者の殆どが参加するという盛況振りで、各参加者がこの研修を通じて親睦を深めることができたようでした。なお、予想以上に懇親会への参加者が多かったため、本田先生が会計を見てうれしい悲鳴を上げていました。あしからず…

以上
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